EDIFIER R1000TCN 逆相 All of this speakers are Out of phase !!

PC用スピーカー EDIFIER R1000TCNを入手。
何やらネット上では大人気、某所売上ランキグでは1位にいるようで。。。
値段は3,100円くらいでした。


http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000060746/SortID=12418000/


 


で鳴らした感じ、200hzくらいがやたら大きいような、ポコポコいうような変な感じ。お世辞にも素晴らしい音とは言えないレベル。なんでこんなに人気があるのか・・と考えてしまう。 まあ、値段の割にということでしょうか。


で、しょうがないから早速改造をするかとウーファーユニットを外す。綿が入ってないな・・。綿の手持ちがなかったので(普通ないわな)、そこらにあったタオルを詰め込む。その後、リアのダクトを塞いだり開けたりしたがどうもしっくりこない。


次はアンプを疑う。とりあえず倉庫に眠っていたAVアンプ、SONY TA-VE150 を引っ張りだして接続。と、ここで重大な事件が発生。


R1000TCNのアンプのついているユニット(R)を鳴らしながら、アンプのついていない方(L)をAVアンプに繋ぎ、両方同時に鳴らすとなんと左右で逆相になってしまうのだ・・。


考えられる原因は、

  • アンプのない方のスピーカー(L)配線が逆(ソニーアンプにつないで鳴らしている方
  • アンプの方からして間違っている。(ソニーアンプ(おそらくソレはない)、またはedifier)

で、アンプのない方のスピーカーの配線をチェック。チェック方法は単三電池をスピーカーに繋ぎ、電池の+を+側に、-を-に繋いだ時にスピーカーのコーンが前に出れば正解である。


結果前に出た。 と言うことは、Lスピーカーの配線は合っている。  ・・・ということで、可能性の一番ないと思われた「R1000TCNのアンプ側の配線が間違っている」可能性がある。


でもホントにそんなことがあるのだろうかと思ったので、測定器を使うことにしました。


PAA3。位相チェックが出来る。


方法は付属CDの位相チェック音を再生するか、PAA3本体から位相チェック音を出して、アンプ・スピーカに繋ぐ。


PAA3のマイクで音を拾う。すると、+か-で結果が表示されます。


結果



うーん 間違いないようだ・・


左右共に逆相だから2つだけで使用しているぶんには気づくことはなかなか難しいだろうと思う。
でもサブウーファーやセンタースピーカー、リアなどと同時使用した場合、おかしな事になること必至かと。


(ここでいう逆相は位相が左右で「正/逆」 なのではなくて、「逆/逆」となっていることを言っています、一応。)


とりあえず、SPのアウト側の配線だけ逆にして対処しよう、と。アンプを外して中を見た感じ、配線が間違っているわけでもなく、+は+、-は-につながっていたので、設計ミスかと・・。。しょうがないので左右のSP配線をハンダしなおしました。



で、テストすると



世の中に出回っているEDIFIER R1000TCNはすべて逆相なのだろうか。

ご自分のスピーカーも確認してみてください。
片方を外部アンプで鳴らすとわかります。
その後、どなたでもご自由にコメントどうぞ〜。



、ま、どっちにしても内蔵アンプの性能がワルイので、内蔵アンプを使わなければいいのだ。外部アンプで使用できるようにしよう・・・