マキタバッテリーの死んだ基板を復活させる方法


まず、回路構成として知っておくべき点は、過電圧や過電流が発生したときに切れるヒューズがあって、過充電・セルが死んだ時などにこれが切れる仕組みがあるという事です。なので、それが切れたら、その後いくらセルを入れ替えてもその基盤では充電はできません。大抵はここで諦めて基板入れ替えに走ると思いますが、ヒューズを交換すれば、その基板はまた使えます。しかしそのヒューズが表面実装タイプなのと、入手しにくい部品なので交換はあまり現実的ではありません。そこで裏技として、ヒューズの頭のプラスチックを破壊して内部をハンダでチョロっと繋ぎますw そうするとフツーに使えるようになります。ただしヒューズを針金に変えたらどうなるか?この意味が分かる人だけ先に進んでください。まあそういうことです。
ハンダをギリギリ少なく盛れば、また過電流が発生した時にヒューズとしての働きをさせることが、出来るといえば出来るかも(?!)なので、まあそれで使うという方法もあります。今回はそんな感じでやってみた次第です。一応動画や写真を取りましたが、どこを見てもそういう情報があまり無いのであまり知られていないと思いますし危険なのといろいろ面倒なのできをつけてください。ハンダコテを持っている人ならバラせばすぐに分かるはずです。ただし責任は持ちません。詳しいことは下記リンクを参照し、バッテリーを開けてそれがどこに有るかを確認してみてください。ただしもう一度いいます。危険です 笑  ( ゚∀゚)・∵. 。

動画
https://m.youtube.com/watch?v=ZI-Tx7Ik0pg

15AH4 15AH5と書いてあるsmd(表面実装)のヒューズを探してください。

リチウムイオンバッテリー向け二次保護回路用ヒューズ素子の仕組みとその歩み | TECH TIMES | 製造系エンジニアのための技術情報メディア
T1-4の対面の端子にテスターを当てて導通がなければヒューズが切れています。


ちなみに充電器に挿してすぐ赤緑交互点滅のバッテリーの場合これは当てはまりません。
挿してから10秒後くらいに赤緑交互点滅するバッテリーは上記が通用する事が多いです。
また、最新のFPCで各セルと基板をつないで電圧監視をしているタイプの基板は当てはまらないことが多いです。

そんな場合は下記互換基板を使うのが早いです。
よく耳にする発火事故は急速充電不可のセルにを急速で充電するから事故るわけで、セルさえ純正なら基板は互換でも大丈夫なのでは?などと考えていますが、本当のところはわかりませんw