マキタ スライド LS0716FL

先日、マキタ スライド LS0716FL を1日使う機会がありました。マキタのスライドは今までまともに使える製品がなかったのですが(失礼かも知れないが事実)これは、かなりよくできています。仕事内容としてはケーシング(L字型)、巾木、廻り縁のカットを行いました。
長所は・・・
LS0716FLは、スライド部分の精度が高いようで、ガタがない。2段レールなのでスライドレールは4本あるわけですが、4本すべてにベアリングが入っているそうです。
日立の最新機種は、スライドレールが2本あるが旧型同様、そのうちの一つにしかベアリングが入っていないようで、ガタが大きいです。
ターンテーブルのロックもガタが一切ないので、直角を切っている時にゴンっと当たっても、ずれていないか心配しなくてもいい。
ターンテーブルの面積が普通に使える広さがある。(日立は狭いような気がする・・)
レーザーマーカーがかなり細いので、実用的。レーザーなんていらない、と思っていましたが、少し改めます。
両傾斜ですが、傾斜角の微調整をする機構がなかなか考えてある。(これは説明しにくいため、実機を見て試して欲しい。)
傾斜角の90度、左右45度の調整部分は機械の中で当たるようになっているので、ごみが挟まって角度がずれるということが起こらない。
「90度越え」(普段は左45度と90度で行き来できるが、ボタンを押したり、ピンを抜いたりすることで右45までいけるようにすること。今名づけた。)が楽。ボタンを押すだけ。日立もいっしょかも・・・。
モータがベルト駆動でなく斜めに付いて直接ギアでつながってるっぽい。

っと、かなりいいとこだらけです。。。

短所と言えそうなところは、相変わらずの2段スイッチ。→親指で押すボタンはテープで固定でokか・・。
集塵力が相当上がったが、でかすぎる集塵袋(箱)。

といったところだと思う。
総合的に見て、買って損はない製品だと思います。というか買い。安いところで67000円程度で入手できます。
いま、日立のスライドを1台売って LS0716FL を買おうかとまじめに検討中。。。。。