右左折の合図に関して

ヤフーの痴恵袋ってサイトで以下のような質問がありました。


「右折レーンが長いところがありますよね。右折の車が多い交差点で見受けられます。
右折レーンが50mぐらいあり、右折レーンに入る30m前に指示器を出し、入ったら消さないといけないのでしょうか?
そして右折レーン内で右折する30m手前で、また指示器を出せば良いのですか? 」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1111139966


回答はさまざまでしたが、
まともな答えは一つもなかったので、代わりに私が回答しますw


まず、右折レーンに入るのは進路変更ですので、3秒前に合図を出して右折レーンに入ります。
そして合図をいったん戻します。
その後交差点30メートル手前で右合図を出します。
右折します。
右折し終わったら合図を戻す。(普通は戻りますが)


以上が正しい答えです。


本屋さんなどで見掛ける技能試験対策の参考書によっては、「いったん合図を戻す必要はない。継続でも良い」とするものもありますが、本来合図は戻すべきです。
理由は「行為が違う」からです。最初の合図は進路変更、次の合図は右折のための合図。ということです。


これはたとえ右折レーンが10Mしかないとしても変わりませんので、その場合も合図を戻してすぐ出さなければなりません。
免許試験などでもこうした区切りはかなり重要視されているようですので、試験で必ずそのようにしてください。




補足


右折レーンがなくてもキープレフトで走っている場合、右折するために中央に寄って右折するには 進路変更+右折 ですので方法は同じです。
右合図 → 3秒後進路変更 → 合図戻す → 30メートル手前地点でまた右合図 → 右折
となりますが、注意点は右折交差点の30M手前で進路変更が終わっていなければならないので、最初に合図を出す地点は、「交差点から手前 30M + 進路変更に要する距離 + 3秒で走行する距離」手前となります。


道路の巾が車の巾と同じならば右折でも進路変更は必要なく、30M手前で右折合図だけでokです。(大型バスなど)


左折の場合は既に左に寄っているので30メートル手前で左折のための合図を出せばokです。
ただし、左折のためのレーンが交差点手前で少し左に広くなっている場合は左への進路変更が必要なので、右折の時同様、二段階の合図となります。




説明がくどくなりましたが意味が伝わっていれば幸いです。


しかし、ヤフー痴恵袋って少し見ただけですが、ほんとにアホな質問が多いです。そしてそれ以上に回答がもっとアホいので疲れます。