ツーバイの壁ボード張りのコツ

壁ボード貼っています。
フロア材の厚さ+2ミリ程ボードを浮かせてはりますが、階段をつけるところはボード先張りして親板を回すので、ボードは浮かせず床(ステバリ)にドンです。下がるボードにつられて階段も下がっちゃいますので、階段まわりだけそうします。ボードにボンドを付けても良いですが、外壁に接する部分は気密シートを使う工法の場合、シートがあるので、コレが一番楽だと思います。フロアは貼りにくいですが一部分だけなので我慢。

和室(畳部屋)は、畳寄せの上端がFLなのであげたら畳寄せを付けられないため、床から4ミリ上げにします。パッキンは4ミリ。2.7でもok。床にドンでいくと摩擦でスタッドに寄せきれず割れたりするので少し浮かせるのがベターです。

縦スタッドに縦張りですとかかりは19ミリしかない&スタッドが曲がっている場合どこを基準に貼り始めるか迷いますが、レーザーを使うと楽ですよ。目標地点を定めやすい。
縦専用レーザーは最近ではあまり見なくなりましたが、レーザーのジンバルが1軸なので構造が単純ですぐ停まる、調整がし易いなどの理由で、ボード貼り専用に縦レーザーが一個あってもいいかもしれません。中古で2000円で買いました。
とはいえ(建物の立てりが悪いまたはパネルが悪いなどで)その壁の通りのスタッドが全体に斜めになってる場合はスタッドに合わせて斜めに張ったほうがいい時もありますが・・。
その他、
開口横などはスタッドが2本合わせですが、たいてい段ちになっているので、開口に近い方を打ちたくなりますが、必ず高い方にビスを打つ。
3合わせ4合わせの柱なども一番高い方に打つ。
開口のコーナー部分には打たないようにしてボードを割らないようにしないとケーシングの収まりやクロスの仕上げに影響が出ます。カドに打ちたくなりますが我慢です。
尺モジュールの場合、455間隔でスタッドがある場合、それ以外のスタッドは無いものと考えビスは打たない。(無駄なことはしない)
あまりにスタッドが曲がっている場合は、内部の壁はスタッドを入れ替え、外部はスタッド材が204で且つサイディング仕上げならサイディングを貼るとある程度戻るのでそこに期待する。206の場合はほぼ無理なので削ったりパッキン処理したりする必要があります。
下駄箱、キッチン、カウンター、階段などの取り付けがある部分だけは綺麗に通りを出す
開口横のスタッドのねじれを取ってから壁ボードを貼ると、枠つけが楽になります。(ビスや楔などでスタッドの矩を出す)
いろいろありますがツーバイをはじめたばかりの人は参考にしてみてください。



以上、ちょこちょこ増やしたり直したります