ユピテルGWR53sd 電源コネクター、ショート対策加工

今回は、ユピテル レーダー探知機GWR53sdのコネクタ本体部が破損し、ショート。ヒューズが飛ぶばかりで使えない状況になったので、本体側のコネクタのみ交換修理をしようと言うお話です

交換なら簡単ですが、このコネクターニコンのデジカメなどにしか採用されていないコネクタで、一般には出まわっておらず入手困難であります。ニコンのデジカメのジャンクから摘出が一番早いようです。でもそれも面倒。なんとかならないか・・


グチャってなってます(本体側)


・・・・

ま、、、、
何はともあれ、何本の線が繋がっているのかとか、そのへんも知りたいので、とりあえず本体を分解しピンアサインを調べることにします。






マイクロSDを抜いて、ネジを2本外すとあっさり開きます。






GPSのアンテナは単なるリード線のようなので外します。






ココがコネクタですが、電源は左右端。 この写真の向きで 左端が+12v 右端がGND。右から2,3番目が信号線ですかね。
おそらく4本しか繋がっていないかと思われます(外してないので確証はない)。







コネクタ側からの写真はこうで、ボケてますが、右端の+12vの下側の黒い部分が破損(欠落)してます。




コネクタを刺さない時は+12vとGNDはショーとしてませんが、コネクタを挿すと、揺さぶったり色々やっても常に抵抗0の通電状態(ショート)になる。

で、色々観察した結果出した予測としては、コネクタを挿すとケーブル側の端子が、本体側の端子を押し付けるので、本体側の端子がコネクタの外側の金属ケースに接触し、ショートするのが原因ではないかと思われます。





これが、







こうなると思われます。





ここまで来れば、やることはひとつ。「コネクタ・ケーブル側の当たる部分」を切ってしまいましょう!




ヤスリでカットします。



完成ですw



で。。。。

さして見ると、ショートは起きませんでしたので、めでたく完成!


あらま、あっさり(;´∀`)出費ゼロで使えるようになりました。


・・・
ただ、まだ問題があります、、それは・・


ケーブルのOBDコネクタのところに付いている自動車用ミニヒューズ(1A)が切れたので交換ですが、カー用品店に行っても5A,10A,20Aなどばかりで、1Aというのは市場に出回っていない。さあどうする?!

・・実は対策部品を買って来ましたので、続きは明日以降。(ユピテルに送ってもらうのが早そうですけど、どうなるか・・)


あと、追記ですが、最新機種を買わずに旧型であるGWR53sdにこだわるのは、この機種が未だに最新機種に比べて使い易いためです。(一応FM143も買いましたがすぐ売りました)6.7.8シリーズより5シリーズのほうが、情報が見やすくレーダーとしての使い勝手が優れていると思っています。なのでオークションではなかなか高値で取引されてるのかも?!・・。軽とステップ用とで現在2つ所有。